2011年01月19日

雪国の歌姫

ある雪の日女の子がおうちの庭に雪だるまを作りました。
雪だるまのボタンに宝物のきらきら光る石をうめました。
帽子と手袋はおばあちゃんが昔あんでくれたもう小さくなってしまった
帽子と手袋です。


次の日誰かの歌声で女の子は目をさましました。
「暖かい手袋ありがとう♪
暖かい帽子ありがとう♪
命をくれてありがとう♪」
きれいな歌声です。だれが歌ってるんでしょう?
パパとママにきいてみました。
「今お歌を歌っていたのだれ?」
ところがパパとママにはきこえなかったというのです。
次の日の朝目が覚めるとまた歌が聞こえてきました。
庭の方から聞こえています。
庭にはゆきだるましかいません。
よくみると雪だるまのボタンの石が歌にあわせて光ってます


あの石はちいさいころ夢の中でゆきだるまからもらった
特別な石です。
あの石には魔法がかかっていてもっていると不思議なことが
だから持ち主の女の子にだけきこえたんです。


ある春の日雪だるまは魔法の石を残してとけてしましました。
女の子は魔法の石を宝箱に大切にしまいました。
「来年もよろしくね。」

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Posted by 葉 at 18:25│Comments(0)
 
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